トレッキングシューズ(登山靴)とは?
登山靴?トレッキングシューズ?
まず、「登山靴」と「トレッキングシューズ」、2つの呼び方がありますが、意味に違いはあるのでしょうか?
同じです。
何のために必要?
トレッキングシューズ(登山靴)とは、何のために必要なのでしょうか?
それは、山のアップダウン、自然道の凹凸等から足を守るためです。また、雪・岩場等の厳しい環境でも滑らずしっかり歩くためです。
特徴
- 靴底が分厚く、硬め
- 防水性に優れた靴が多い
- 足首までカバーするものが多い
- 丈夫・頑丈
トレッキングシューズ(登山靴)の種類
- くるぶし・足首を完全に覆う「ハイカット」
- ある程度足首をカバーする「ミドルカット」
- スニーカーのような形状の「ローカット」
3つの種類があります。
それぞれの特徴は
ハイカット
足首までしっかりカバーされます。これは、重い荷物を背負った際に、足をひねったり捻挫したりしないようサポートする目的があります。また、グリップ力も高く、すべりにくいものが多いです。
ただし、重いので脚力の弱い方、登山に不慣れな初心者には取り扱いが難しいです。重い荷物を背負ったテント泊の登山や、長期縦走、岩場・ガレ場・雪山の登山に向いています。
ミドルカット
足首まである程度カバーされ、ハイカットよりも軽くて歩きやすいです。よい靴を選べばこのミドルカットだけでハイキングから2,000メートル級の登山(日帰り・山小屋泊)まで対応できます。富士山も行けますね。
→ミドルカットのおすすめトレッキングシューズ
登山の初心者・入門者や、ハイキングから登山まで1足でカバーしたい方にはこちらがおすすめです。ある程度足首も保護されるので、雨・水も浸入しづらいです。
ローカット
スニーカーのような形状。足首が自由に動くので歩きやすいです。靴底の厚さや頑丈さ、グリップ力に防水性などがスニーカーよりも優れ、山向きになっています。
ハイキングや自然道・林道など、アップダウンの少ないコースなら、軽くて歩きやすいローカットのトレッキングシューズがおすすめです。歩きやすさと防水性を好み、この靴を街歩き・タウンユースで利用される方もいます。キャンプにもいいですね。
ただし、ローカットは激しい雨や泥・ぬかるみの中を長時間歩くと、内部に水が浸入するおそれもあります。
どんなメーカーがあるの?
- モンベル(mont-bell)
- メレル(MERRELL)
- キャラバン(CARAVAN)
- スポルティバ(LA SPORTIVA)
- アディダス(adidas)
- ミズノ(MIZUNO)
- ニューバランス(New Balance)
等のメーカーから登山靴が発売されています。
ゴアテックスってよく聞くけど?
優れた防水性能と透湿性、両方を兼ね備えた素材で、多くの登山靴・トレッキングシューズの素材として採用されています。濡れない、なのにムレない、という感じです(100パーセントとはいえませんが)。
ライニング(靴内側の裏張り)等に使われることが多いです。
山登りやハイキングの予定のある方は、ぜひトレッキングシューズを検討してみて下さい。