えっ？基準がバラバラ？
スーツケースを飛行機に持ち込む場合、当然ですが機内持ち込みサイズのスーツケースを使う必要があります。
お店でも「機内持ち込み対応」といったスーツケースがよく販売されています。
しかし・・・実はこの「機内持ち込みサイズ」、航空会社によって基準がバラバラです。
ご存知でしたか？
機内持ち込みサイズは１つじゃない！
一般的には、大手のJAL（日本航空）とANA（全日空）、この２社の機内持ち込み基準をクリアしたものが、「機内持ち込みスーツケース」と呼ばれています。
しかし・・・ジェットスターやピーチ・バニラエアなどのLCCには独自の基準があります。エアドゥやスカイマーク・ソラシドエアなどの地域系航空会社の基準は？？
そして、機内持ち込みサイズの基準が異なるために、「LCCには持ち込めず追加手数料を取られた」といったトラブルも発生しています。
そこで、ここではLCCや地域系航空会社を含む１０社の機内持ち込みサイズ&重量をまとめてご紹介いたします。
機内持ち込みサイズ一覧
| 会社名 | サイズ | 重量 |
|---|---|---|
| JAL | 55×45×25cm | 10kgまで |
| ANA | 55×45×25cm | 10kgまで |
| エアドゥ | 55×45×25cm | 10kgまで |
| スカイマーク | 55×45×25cm | 10kgまで |
| ソラシドエア | 55×45×25cm | 10kgまで |
| スターフライヤー | 55×45×25cm | 10kgまで |
| ジェットスター | 56×36×23cm | 7kgまで |
| バニラエア | 3辺合計が115cm以内 | 10kgまで *2017/10/29〜7kg |
| ピーチ | 56×36×23cm | 7kgまで |
| 春秋航空 Spring Japan | 56×36×23cm | 5kgまで |
※離島便等、100席以下の航空機を除く。 ※個数は手荷物＋身の回り品で2個まで ※詳細は航空会社ホームページにてご確認下さい
JAL・ANAと、地域系航空会社は基準が統一されているのが分かります。
逆に、LCCはサイズ・重量ともに異なり、少し小さめに設定されていることが分かります。
【55×36×23cm以内】
これが、JAL・ANA、地域系航空会社、そして国内主要LCC全てに対応できるサイズです！
LCCに乗る方は、機内持ち込みスーツケースを購入する際は注意が必要です。
実際に、LCCのチェックインカウンターや搭乗口前で、サイズオーバー・重量オーバーで追加の荷物手数料を取られている方をよく見かけます。
特に厳しいと言われているのが、ジェットスター、そして那覇空港です。
「行きは何も言われなかった！」
「前は平気だったのに！」
といったやり取りの声もよく聞こえてきますが、基準は明記されているので見つかったらアウト、あきらめて追加の手数料を支払うしかありません。
機内持ち込みを予定している方は
出発前に一度スーツケースのサイズを確認してみましょう。
