えっ?基準がバラバラ?
スーツケースを飛行機に持ち込む場合、当然ですが機内持ち込みサイズのスーツケースを使う必要があります。
お店でも「機内持ち込み対応」といったスーツケースがよく販売されています。
しかし・・・実はこの「機内持ち込みサイズ」、航空会社によって基準がバラバラです。
ご存知でしたか?
機内持ち込みサイズは1つじゃない!
一般的には、
JALとANA、2つの基準をクリアしたものが「機内持ち込みスーツケース」とされます。
しかし・・・
海外の航空会社には独自の基準があります。
LCCにも独自の基準が!
そして、機内持ち込みサイズが異なるために、「海外の航空会社では持ち込めず、追加の手数料を取られた」といったトラブルも発生しています。
そこで、ここでは海外の主要航空会社と日本就航のLCC、さらに海外主要LCCを含め39社の機内持ち込みサイズ&重量をまとめてご紹介いたします。
機内持ち込みサイズ一覧
会社名 | サイズ | 重量 |
---|---|---|
JAL | 55×40×25cm | 10kgまで |
ANA | 55×40×25cm | 10kgまで |
エアアジア | 56×36×23cm | 7kgまで |
ジェットスター | 56×36×23cm | 7kgまで |
ピーチ | 3辺合計が115cm以内 | 10kgまで |
バニラエア | 56×36×23cm※変更予定有 | 10kgまで※変更予定有 |
春秋航空 Spring Japan | 56×36×23cm | 5kgまで |
中国 |
55×40×20cm | 8kgまで |
香港 |
56×36×23cm | 7kgまで |
台湾 |
56×36×23cm | 7kgまで |
韓国 |
55×40×20cm | 12kgまで |
シンガポール |
縦・横・高さの合計が115cm以内 | 7kgまで |
マレーシア |
56×36×23cm | 7kgまで |
タイ |
56×45×25cm(三辺合計115cm以内) | 7kgまで |
フィリピン |
縦・横・高さの合計が115cm以内 | 7kgまで |
インドネシア |
56×36×23cm | 7kgまで |
ベトナム |
56×36×23cm | 7kgまで |
インド |
55×40×20cm | 8kgまで |
アラブ首長国連邦 |
55×38×20cm | 7kgまで |
アラブ首長国連邦 |
50×40×25cm | 7kgまで |
トルコ |
55×40×23cm | 8kgまで |
オーストラリア |
56×36×23cm | 7kgまで |
ニュージーランド |
縦、横、高さの総寸法が118cm | 7kgまで |
アメリカ |
56×35×23cm | 利用空港による |
アメリカ |
56×36×23cm | 不明 |
アメリカ |
56×35×22cm | 不明 |
カナダ |
55×40×23cm | 頭上の収納棚に自身で収納できる重さ |
イギリス |
56×45×25cm | 不明 |
フランス |
55×35×25cm | 12kgまで |
ドイツ |
55×40×23cm | 8kgまで |
イタリア |
55×35×25cm | 8kgまで |
オランダ |
55×35×25cm | 12kgまで |
スイスインターナショナルエアラインズ | 55×40×23cm | 8kgまで |
デンマーク |
55×40×23cm | 8kgまで |
ロシア |
55×40×20cm | 10kgまで |
海外LCC |
55×40×20cm | 10kgまで |
海外LCC |
56×45×25cm | 重量制限なし *自身で頭上棚に収納できること |
海外LCC |
55×40×20cm | 8kgまで |
海外LCC |
10x16x 24 inches(25.4×40.6×61.0cm)以下 | 不明 |
※国際線エコノミークラスを基準としております。ビジネスクラス等では基準が異なる場合があります。
※※詳細は公式ホームページをご確認ください。
JAL・ANAは比較的大きなサイズ【55×40×25cm】です。
LCCや海外航空会社は基準がバラバラですが、多くで採用されているのが【56×36×23cm】です。
【55×36×23cm以内】
これが、JAL・ANA・国内主要LCC&多くの海外航空会社に対応できるサイズです!
LCCや海外航空会社の飛行機に乗る方は、機内持ち込みスーツケースを購入する際は注意が必要です。
実際に、チェックインカウンターや搭乗口前では、サイズオーバー・重量オーバーで追加の荷物手数料を取られている方を見かけます。
特に海外の航空会社はドライ(厳しい)ところがあります。
「ダメなものはダメ!」
「早く追加料金を払いなさい」
といった感じで、冷たくあしらわれます。しかし基準は明記されているので見つかったらアウト、あきらめて追加の手数料を支払うしかありません。
機内持ち込みを予定している方は
出発前に一度スーツケースのサイズを確認してみましょう。